タンス預金は税務署にばれやすい

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タンス預金をしていれば、税務署にはばれないだとろう考える人が多いです。
しかし実際にはタンス預金は節税対策にはなりませんし、税務署にもばれやすいのです。

ここではなぜタンス預金が税務署にばれてしまうのか？考えてみましょう。

タンス預金とは？

タンス預金とはその名の通り、タンスにしまっているお金のことであり、個人が金融機関に預けずに自宅で保管しているお金のことを言います。
タンスだけではなく、本棚、仏壇、金庫などに入れているお金もタンス預金と呼ばれるものです。

タンス預金は近年増加傾向にあると言われており、日本国内のタンス預金は40兆円はあるといわれています。
低金利でお金を金融機関に預けるメリットを感じる人が少ない現在、マイナンバーなどで国に資産を把握されるのを嫌がる人がタンス預金をする傾向にあります。

タンス預金のメリット、デメリット

タンス預金の一番のメリットと言えば、必要な時にすぐにお金を使うことができるという点でしょう。
金融機関の営業時間内にお金をおろしにいく必要もありません。

逆にデメリットとしては、お金がなくなってしまうリスクが高いことです。
タンス預金のデメリットは盗難や災害にあうと、お金がなくなってしまう危険性が非常に高いです。
その点は大きなデメリットと言えるでしょう。

なぜタンス預金は税務署にバレるの？！

タンス預金をしていていも税務署にはばれないと感じていますが、税務署には強い調査権限があるためタンス預金でもばれてしまうことが多いです。

税務署は過去の所得を基に、どのくらいの遺産があるのか？をおよその見当をつけています。
税務署に相続税の申告がない場合には、相続税のお尋ねという文書で問い合わせをしてきます。

それでも相続税の支払いがない場合には、税務署側が調査を始めるのです。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。